新着情報[電子情報工学科]盧存偉教授 3次元画像計測システムを用いた『オーダーメイドかつらの生産方法』に関する技術発明が特許権を取得!

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工学部電子情報工学科 盧存偉教授の「オーダーメイドのかつらの生産方法」に関する技術発明が特許権を取得しました。

●特許番号:第6146730号 ●登録日:平成29年5月26日
●発明の名称:オーダーメイドの装着物を生産する方法、支援システム、プログラム及び記録媒体

本発明のオーダーメイドのかつらを生産する方法は、以下のステップから構成されるというものです。

  • ユーザ所在地近隣の営業所等において
    ①3次元画像計測システムを用いて、頭部の3次元形状と髪の流れ方又は毛髪の植込み方などの頭部表面に関する2次元デザイン情報を複合して3Dモデルデータとする3Dモデルデータ作成ステップ
    ②3Dモデルデータを生産地に送信する送信ステップ
  • 遠隔地の生産地において
    ③受信した3Dモデルデータから、頭頂部から周辺下方部へ複数の分割線に沿って分割した2次元展開図を出力する展開図出力ステップ
    ④2次元展開図から3次元形状を復元する3次元形状復元ステップ
    ⑤3Dモデルデータの分割線の長さと、復元された3次元形状における分割線に対応する跡を実測した接着線の長さとを比較することにより、3次元形状が正確に復元されているか否かを判定する復元判定ステップ
    ⑥復元判定により、3次元形状が正確に復元されていると判定された場合に、復元された3次元形状に基づいて、それに合うモールドを用意するモールド用意ステップ
    ⑦用意したモールドに合わせてかつらを生産するかつら生産ステップ

現在、特に医療用かつらでは、かつらの使用を周囲の人に気づかれないようにしたいという要望が強く、既製品のかつらではなく、自分にぴったりと合う治療開始前と同じ髪を再現するオーダーメイドのかつらが求められています。
従来、頭部から型取りしたラップモデルを作製するユーザ所在地近隣の営業所等と、かつらの生産地が遠く離れている場合(かつら生産地が海外にある場合等)が多く、ラップモデルを生産地まで輸送するだけで1~2週間程度を要しており、さらに、ラップモデルの輸送の際に、ラップモデルが変形・損傷・紛失するというおそれもあり、1日も早くかつらを入手したいとのユーザの要望に十分に対応できないという問題がありました。

これに対して、本特許発明によると、ラップモデルを生産地に輸送することなく、頭部の3Dモデルデータを遠隔地にあるかつら生産地に瞬時に送信し、かつら生産地で、3Dモデルデータに基く2次元展開図から復元された3次元形状に合うモールドを用意し、かつらを生産するため、従来よりも早くユーザにかつらを届けることが可能になります。

 

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